【ソーシャルビジネス】ソーシャルビジネス(社会貢献型ビジネス)について考える
「SDG's」よく聞く言葉だけど、
よくわからん。
なんか偽善っぽい?
と感じて敬遠していました。
とはいえ、ある程度理解しようと、
上記2冊を購入してみました。
この記事では、サステナブルな会社と
ソーシャルビジネス(社会貢献型ビジネス)を
同じように扱っています。
資本主義について考える
私の経歴は、
フランス文学研究者見習い→税理士。
自分でも、両極端だなぁと感じています。
フランス文学の研究は、
ほんとにお金に結びつきません。
これは身を持って痛いぐらいに経験しました。
「フランス文学を勉強しても自立は難しいだろう。」
「自立できるようになる勉強は何だろう?」
と考えたときに閃いたのが資格職でした。
勉強は勉強でも、今度は、
お金になる勉強をしようと考えたのです。
そこからは、
税理士の勉強、FPの勉強、英語の勉強と、
お金についての勉強と、お金になる勉強に力を注ぎました。
お金について勉強しているうちに、
株式投資に興味を持つようになりました。
株について勉強して、
実際に株を購入してみると、
働かなくてもお金が手に入るということを実感しました。
フランス文学を研究していたときに、
あれほど勉強しても手に入らなかったお金が、
株を購入するだけで手に入る。
資本主義を肌身で感じた瞬間です。
つまり、勉強すれば無条件にお金が入るのではなく、
お金が入るように勉強する必要があるということです。
お金を生む分野とそうではない分野があって、
フランス文学はあまりお金を生まないけど、
金融系の勉強はお金を生む。
上記を考えると、
私よりもずっと要領のいい人たちが、
フランス文学を勉強せずに、
お金の勉強をする理由も納得です。
資本主義にのっかる
現在は、資本主義。
私のような凡人は、
資本主義の仕組みを知り、
資本主義にのっかることが、
いちばん簡単にお金を稼げる気がします。
個人的には、
資本主義にのっかることができた後、
好きなことをするのが、
安心なのではないかと思っています。
先立つものがないと何もできないんで。
さて、資本主義にのっかることができた後、
何をしようか?と考えるかもしれません。
ここで、ソーシャルビジネスが視界に入るのかなと。
ソーシャルビジネス(社会貢献型ビジネス)
ソーシャルビジネス(社会貢献型ビジネス)は
心から素晴らしいと思っています。
ZiplineのTEDを見たときには心から感動しました
(このTEDは何度も繰り返し見ています)。
けれども、ソーシャルビジネスに対して、
もやもやした感情があるのも否めません。
その理由は以下です。
「人格」と「才能」
ソーシャルビジネスがビジネスである以上、
お金を生む必要があります。
個人的には、ソーシャルビジネスには、
「人格」が備わっている必要があると感じています。
というのも、他人のことを考えられるのって、
「人格」が備わってなければできませんよね。
けれども、ソーシャルビジネスがビジネスである以上、
「ビジネスの才能」も必要になる。
ソーシャルビジネスには、
「人格」と「ビジネスの才能」の両方が必要となると、
ソーシャルビジネスが主流になるのは難しいのではないかと
考えてしまいます。
例えば、ビジネスをお金儲けと考えると、
お金儲けだけ考える会社と、
お金儲けと社会貢献を両立させようとする会社の2つがある場合、
後者の方がより難題に取り組む必要がある分、
ビジネスの世界で存続するのが難しいように思います。
お金を生まないものはどうなるのか
ソーシャルビジネスがビジネスである以上、
お金を生む必要があるに違いありません。
となると、お金を生まない社会的な課題は、
いつまでも残ったままになる
(今の資本主義でも同じですけど)。
となると、お金を生むソーシャルビジネスだけが、
存続することになる。
お金を生まない社会的課題ってたくさんあると思うんですけど、
結局、ビジネスでは解決できずに取り残されそうです。
まだ本を読む前なので
上記の考えは、本を読む前の
ソーシャルビジネスに対する私の疑問点です。
さて、本を読むことで解決するのか楽しみです。
まとめ
個人的には、社会貢献にとても興味があります。
とはいえ、社会貢献とビジネスがリンクするビジョンが見えずにいます。
明日は、なんと、
この分野の専門家からお話が聞けるとのこと。
楽しみです。
今日の私
よく頑張りました。
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
私の税理士事務所
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