【私】アカデミックな世界に居られなかったので、アカデミックな世界でがんばる人を応援します!

海
フランス文学から足を洗ったときの清々しい気分(笑)

今は、まったく畑違いな仕事をしていますが、

アカデミックな世界に憧れています。

私は途中で方向転換してしまいましたが、

アカデミックな世界で仕事をされている方を

応援したいという気持ちは、

その内情を知っている分、人一倍強いです!

大学院時代

私はいわゆる氷河期時代に大学を卒業しました。

けれども、まだまだ学びたい気持ちが強く、

大学院に進学しました。

ちなみに、大学院ではフランス文学を専攻していました。

たまに、「そんなの勉強してどうするの?」

と聞かれることもありましたが、

フランス文学を専攻していたことに、

一切の悔いはありません。

自分が決めた、当時、

いちばんやりたかったことをやっていたので。

とはいえ、大学院時代はとにかくお金がなかったです。

それでも、このときは、大学の先生になるって決めていたので、

勉強を頑張っていました。

お金がない!そして何より、才能がない!

当時、私が通っていた大学では、

「博士論文はフランスで書く」っていう雰囲気がありました。

博士論文をフランスで書いて完成させるには、

人にもよりますが、

3〜5年くらいフランスの大学に所属する必要があります。

日本の大学院の学費でさえ、奨学金を借りていた私にとって、

私費で3〜5年もフランスに留学するなんて絶対に無理です。

となると、私に残されている道は、

フランス政府からお金をもらうこと。

おそらく、きちんと調べれば、上記の他にも方法はあると思うんですよね。

けれども当時は、

フランス政府からお金をもらうことしか頭にありませんでした(笑)。

なので、必死で勉強しました。

文学の教科書(フランス語)を丸暗記ですよ(笑)。

しかしながら、筆記は通ったんですけど、

面接で落ちてしまいました。

さて、ここで困りました。

私はこれからいったいどうすればいいのかと(笑)。

このまま大学に残り続けて博士論文を書いたとしても、

おそらく、専任(正社員みたいなもの)

にはなれないだろう・・・

アカデミックな世界の専任ポストって激戦で、

本当に優秀な人しか残ることができないんですよね。

これから私は、私よりも数段優秀な人と戦って、

勝っていけるのだろうか??

否!!

そんな才能は私にないことは確かでしたので、

長く憧れていたアカデミックな世界から足を洗いました(笑)。

「ここまで続けてきたのに、やめるのはもったいない」

という声もちらほら聞こえましたが、

なんだかふっきれて、

フランス文学の世界に「さよなら」したのでした(笑)。

その後は・・・

フランス文学博士課程を満期退学したのですが、

就職先がないんです(笑)。

今思えば、もっとしっかりと、

就活すれば良かったのかもしれませんが、

ピンときたところにだけ履歴書を出していたので

(どれだけ上から目線なんでしょう・・・)、

どこからも正社員の内定はもらえませんでした(笑)。

なので、簡単な仕事をしながら、

フランス語の翻訳をしたりしていたんですが、

この先どうするか、いろいろ考えました。

今思い返しても、

当時は、私の暗黒時代でした。

そうだ!資格を取ろう!

上記のような状況でたどり着いたのが、

資格を取得するということでした。

就職に有利な資格があれば、

雇ってくれるところ、

はたまた、うまくいけば、

独立もできるのではないかと

思いついたのです。

勉強自体は、

苦手ではないという自負があったので、

ちょこちょこっと頑張れば、

簡単に資格が取れると思っていたんですよね(笑)。

否!

完全に甘かったです(笑)。

もがけども、もがけども抜け出すことができない・・・。

地獄でした(笑)。

もう一度、やれと言われても、

絶対にやりたくありません!!

とはいえ、今思えば、

この時期に、本当に尊敬できる人に出会えたり、

楽しい仲間に出会えたりしたんで、

それはそれでいい時期だったのかもしれません。

資格取得後

なんかとてつもなく、

自由になった気がします。

びっくりするぐらい何もかも自由です。

雇われるのも、独立するのも自由。

忙しくするのも、そうでないのも自由。

どんな仕事を請け負うかも自由。

いっきに世界がかわる感じです。

そして、

アカデミックな世界にいたのでは

感じることができなかったような、

この自由さが私は好きです

(お金は稼げてないけど(笑))。

まとめ

以上のような経験から、

アカデミックな世界の厳しさを知っています。

また、夫が今もアカデミックな世界にいるので、

なおさら、この世界独特の雰囲気を知っています。

だからこそ、

この世界でがんばっている方を応援したい気持ちが、

人一倍あります!

ぜひ、こちらもどうぞ!

マンガ描き始めました。

私のプロフィール

京都市の女性税理士です。

税理士になるまでの苦労が綴ってあります。

税理士試験はうまくいかないことばかりで、

何度も自暴自棄になっています。

コマギツネ

勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。

中の人

ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。

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