【絵画】京都国立近代美術館『甲斐荘楠音展』

京都国立近代美術館からの眺め
コマギツネ

所蔵作品をもっと見たかった

中の人

海外の美術館みたいにはいかないみたい?

美術館に行こう!

どこかに行こうと画策した時は、

一応、夫にも行くかどうか聞いています。

私「サイクリングに行くけど行く?」

夫「行ってらっしゃーい」

私「映画見に行くけど行く?」

夫「行ってらっしゃーい」

私「滋賀行くけど行く?」

夫「行ってらっしゃーい」

と、夫はあまり外に興味がないので、ご飯と買い物以外は外出しません。

ところが、先日、

私「美術館に行くけど行く?」

と聞いたところ、

夫「行く。」

という回答が。珍しい。

夫の実家は画廊だったので、小さい時に嫌というほど美術館に連れまわされ、

それが嫌だったことはよく聞いていました。

なので、なぜ美術館に行くのかと尋ねると、

「学生に京都の美術館に行ったとドヤるため」と・・・

行動の原動力はいろいろです。

京都国立近代美術館

京都国立近代美術館の現在の企画展は甲斐荘楠音です(ここ)。

3月の金曜日の夕方5時以降に入館するとポストカードがもらえます。

このポストカードを目当てに5時以降に入館する予定がかなり早く現地に到着。

個人的には、時間がもったいないので、

ポストカードよりもさっさと展覧会を見たかったのですが、

夫がかたくなに拒否。

絶対にポストカードが欲しいとのこと。

仕方がないので、近隣で時間をつぶして、5時と同時に入館。

ポストカードをもらっていざ、作品鑑賞です。

甲斐荘楠音

おそらく『横櫛』という作品がいちばん有名です。

私も、この『横櫛』を見たかったので行ってきました。

この作品、岩井志麻子の小説『ぼっけえ、きょうてい』の装丁に使われているので、

ご存じの方も多いかもしれません。

映画好きなら、溝口健二作品の衣装担当と言った方が分かりやすいかもしれません。

さて、展覧会会場は?というと、

女性のファンが多いのでは?と思いきや、若干男性の方が多かった気がします。

5時からのポストカードが目当てなのか、人が結構いて驚きました。

本人の作品だけではなく、本人自身のキャラクターも人を引き付ける要因かもしれません。

作品展は、画家としてスタートから、映画に活躍の場を移していく感じでしょうか。

有名な『横櫛』や『幻覚』は、会場に入るとすぐに目に入ってきます。

さて、鑑賞しながら、夫と話すのですが、

私とは視点が全く異なっていてとても面白いです。

夫は、印章が気になるとのこと。

私は、印章には全く気を留めていなかったので、

改めて印章を見てみると、確かに面白い。

例えば、白文と朱文で1つのハンコがあるとか(たぶん?)。

特に説明はなかった気がしますが、何らかのこだわりがあるのかなと思ったり。

その他、久しぶりの美術館。

そういえば、美術館ってこんな感じだったなぁと思い出しました。

コレクション展

楠音のチケットがあると、コレクション展も見ることができます。

フィンランドの毛織物が展示されていて、これはこれで面白かったです。

けれども、京都国立近代美術館が所蔵している日本画を目当てにしていたのですが、

全く見ることができず。

上村松園や、小林古径の作品を見ることができるのかと思っていたのでちょっと残念

(ただの私のリサーチ不足です)。

特に夫の場合、楠音よりもこっちを楽しみにしていたらしいので、

ちょっと申し訳なかったです。

家での出来事

家に帰ってきて、夫が一言。

「これあげる。いらない。」と。

手渡されたのは、夫が入館時にあれほどこだわったポストカード。

「結局いらないのね。」

と思いながら、私がもらったポストカードとともに、

ファイルに閉じておきました。

まとめ

久しぶりの美術館。

独特の空間は健在。

もっと所蔵作品が見れたらよかったなぁと思いました。

今日の私

午前にお仕事、午後から美術館でした。

ぜひ、こちらもどうぞ!

マンガ描き始めました。

私のプロフィール

京都市の女性税理士です。

税理士になるまでの苦労が綴ってあります。

税理士試験はうまくいかないことばかりで、

何度も自暴自棄になっています。

コマギツネ

勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。

中の人

ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。

私の税理士事務所

コマギツネ

日本にいる外国の方や、

コマネコ

事業をはじめようとしている方の

中の人

サポートに力を入れています!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です