【仕事】類は友を呼ぶ?
類は友を呼ぶってあるよね?
研究界隈だと似た人が多かった気がしたよ。けれども、会計業界にきたときにみんなと合わなくてびっくり。とはいえ、独立してからは似たような人(?)に会えるようになったよ。
文学系研究界隈
文学系研究界隈は一人一人が自立しています。
経済的自立には程遠い業界ですが、
個々の意識はかなり自立している。
他人にあまり干渉せず、ちょうどよい距離感。
文学系の研究が主に一人で行うことだからかと思います。
自由がかなり尊重されている雰囲気があって、
法律、経済、社会科学系の院試を受ける人たちは、
スーツで臨みますが、文学系の人たちはみな私服。
多分みんな本質はそこにはない(スーツにはない)と
無意識であっても考えているように思います。
そんな文学系研究界隈、
よくも悪くも完全実力主義でした。
私の周りはコネみたいのがほとんどなく、
結構シビアな世界だったと思います。
今思えば、結構狭い世界での自由だったのかもしれません。
いい論文を書く以外にのし上がる方法はなかったですから。
会計業界
狭いなりにも自由な世界での時間が長い私にとっては、
会計業界は息苦しくて仕方ありませんでした。
考え方やバックグラウンドが全く異なる人たちの集まりなので、
仕方ないと言えば仕方ないか。
もちろん、働いている人たちと気が合うなんてことは全くなく(笑)、
「ほっといてくれ」という気持ちが強かったです。
いちばん嫌だったのは、社員旅行。
なんでお金を払ってまで、
まったく気の合わない人たちと一緒の時間を過ごす必要があるのか。
任意にして、行きたい人だけが行けばいいのに。
こういった私の仕事へのモチベーションを根本から削ぐようなイベントが目白押しで、
完全に私の扱い方が間違っていたとしか言いようがありません。
(たぶん、私のうまい使い方は放っておくことです)
こういった経験は、
私が組織論に興味を持ついいきっかけになりました。
私は一人で独立して仕事をしていますし、
今後、人を雇うことはほぼないと思われますが、
競争ではなく共創にはかなり興味があります。
自分一人で作り出す価値というものに限界を感じていますが、
私の価値を他の価値と組み合わせることで、
新しい価値を提供できるのではないかと考えているからです。
こんな話を東洋哲学に精通する友人に話したところ、
「みんなで何かを作るということに憧れがあるのでは?」との
指摘を受けました。
確かにそうなのかもしれません。
基本的に私は自分ですべてをやってしまう性格なので、
誰かと何かをすることに憧れているのかもしれません。
独立開業
独立開業してみると、世界が全く異なりました。
研究界隈にいた時とは全く異なる自由です。
研究界隈には「論文を書いてそれを偉い人に評価してもらう」という
絶対的なルールがありました。
けれども、独立開業はそんなルールは存在しません。
利益を追求する人はそれに邁進すればいいし、
私のように興味を追う人はそれを追えばいい。
共通するのは待っているだけでは何も始まらないので、
兎にも角にも動く必要があるということです。
それにしても、動いていると不思議なもので、
なんだか似たような人にお会いする気がしています。
まぁ、独立開業しているような人ですから、
それだけで、考え方が似たりするのは当たり前なのかもしれません。
まとめ
研究者と今、どっちがいいかと問われれば、
断然、自由度が高い今です!
研究者で、将来について考えているかつての私のような方がいらしたら、
士業もいいですよ!
今日の私
仕事をしてから可能なら外に出たい!
秋は散歩にもってこいです。
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
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