【フランス語】地獄のフランス留学・トゥールーズ健康診断編⑤
ChiakiMorisaki
地獄のフランス留学・トゥールーズ留学すごい寮編④の続きです。
その他、
もあります。
これまでの記事を振り返って
これまでの記事を振り返ると、
楽しそうなのは、
イギリスにいた時だけですね（笑）。
留学って思っているより大変です。
そして全然キラキラしていません（笑）。
今回もそんな負のエピソードが続きます。
トゥールーズ社会科学大学
私の交換留学先は、
トゥールーズ社会科学大学です。
たぶん、ここです。
交換留学が盛んなのか、
入った時から、とてもいい印象です。
留学生向けのエクスカージョンや、
イベントがたくさん用意してありました。
留学担当の方もめっちゃ優しい。
そして、ここで出会った他国の留学生も、
みんないい人。
うろ覚えですが、彼らは、
「Erasmus」というユーロ圏の
交換留学制度を利用して来ていたとのこと。
みんな優秀そうでした。
そして、日本人である私も、
この「Erasmus」留学生と一緒に
丁重に扱われたのでした。
社会保険の加入やvisa等、
何かあると、大学の留学担当の方に相談します。
そこで、まず受けて欲しいと言われたのが、
健康診断でした。
地獄の健康診断
この健康診断のエピソードは、
忘れたくても忘れられない強烈なエピソードです。
いつか文章にしたいと常々考えていました。
確か、指定された日時に、
指定された場所に伺うことになっていました。
バスでたどりついた場所は、住宅街。
日本にあるような、
ある程度大きな病院を想定していたので、
一般住宅のようなその佇まいに、
一瞬驚きながらも、
意を決して入って行ったのでした。
入ってすぐ受付をします。
健康診断に来たことを伝えたんですが、
私のフランス語はいまいちなんで、
相手には、あまり伝わらない。
けれども、一方的に話し続ける受付。
確かに、私が話すことは
相手には理解しにくいかもしれません。
けれども、
相手からずーっと嫌味を言われていることは、
こっちは、よくわかるんですよ。
何度も繰り返される
「jeune fille（若い女性）」
という言葉。
「あぁ、意地悪されているなぁ」
って、とても嫌な気分になります。
そして、受付を済ませ、
待合室で待っていると、
私の順番が回ってきました。
担当は、例の意地悪な女性です。
健康診断って、身長を測ったり、
体重を測ったりしますよね。
そのたびに、相手が私に指示をするのですが、
たまに分からないでいると、
また、嫌味が続きます。
ずーっと嫌味を言われながらの健康診断。
精神的にきつかったですね。
健康診断が一通り終わったあと、
のこすは、ドクターの問診のみになりました。
ということで、1人で、
ドクターの部屋に通されました。
扉を開けて、ドクターと少し話して、
その優しそうな顔を見た瞬間、
緊張がプチッと切れて号泣。
ドクターが必死に慰めてくれるのですが、
その優しさが、逆に泣きたい気持ちを
エスカレートさせてしまい、
泣き止むことができなくなってしまいました。
なので、問診も曖昧に終わりました。
そして、落ち着くまで待ってくれていたのだと思います。
泣けなくなった頃、
ドクターからの提案。
「表から帰るとまたあの人に会うから、
ここから直接帰ったらいい」と。
そして、自分の部屋の扉を開けて、
そこから私を通して外に出してくれたのでした。
まとめ
日本にいると、
私は日本人であるため、
言語の壁がありませんが、
外国にいるとその壁があまりにも高く、
あることに気付かされます。
日本にいる外国人の方の助けになりたいと思うのは、
こういう経験があるからですね。
今日の私
やらなければならないことをやります。
ぜひ、こちらもどうぞ！
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
私の税理士事務所
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