【絵画】オルセー美術館

オルセー美術館
フランスの国立美術館は、
古代から近代まで:ルーブル美術館
19世紀後半から20世紀初頭:オルセー美術館
現代美術:ポンピドゥー・センターと別れています。
さて、この日はオルセー美術館に。
事前予約でチケットを予約。
料金は16€。
予約したスロットは最も早い9:30。
私も夫も絵画が好きなので、
長い間滞在するだろうなぁとは予想していましたが、
結局、この日は5時間ほどオルセーにいました。
撮りまくった写真の1部を共有です。
さっそく、この絵。
オルセーが最近手に入れた、
ジャン・ベローの絵らしい。

ちょっと無機質な感じが良かったりします。
次の絵は、きっとフランスの詩人が好きならピンと来るはず!
前列一番左はヴェルレーヌ、その隣はランボーです。
よく、2人の詩集や研究書に
それぞれの顔だけが掲載されているのですが、
全体像はこんな感じなんですね。

フランス系の本を読むことが多かったので、
それらの本に掲載されている作品を見つけると嬉しくなります。
ちなみに、オルセーではゾラの肖像もよく見かけました。
下は、マネの笛を吹く少年。

私が通っていた小学校は、
廊下に有名絵画のレプリカが飾ってありました。
こういう記憶って覚えいるんですね。
小学生のときに見たまさにその絵の本物です。
マネの作品はオルセーにたくさんありました。
もちろん、『オランピア』や『草上の昼食』も。
下は、バルコニー。

この時代の女性は、
「あまり外に出る機会を得られなかった」
みたいな記憶があり、
外を羨ましそうに眺める女性が印象的です。
下は、クールベの画家のアトリエ。
あまりに大きな絵だったので驚きました。

一番右がボードレールだったかな?
この絵のタイトルが実は面白い。
L’Atelier du peintre.
Allégorie Réelle déterminant une phase
de sept années de ma vie artistique (et morale))
翻訳すると、
画家のアトリエ:
私の7年の芸術(そして倫理)の人生における、
一時期を決定する写実的アレゴリー。
この絵には、クールベ自身の
当時の立ち位置のようなものが描かれていると。
この時代において、風景画を描いているところなんか、
やはりクールベは異端だったんだなぁと思います。
でも、まだキャンバスがアトリエにありますね。
今後、風景画を描くために、
キャンバスが外に出ていくことになります。
個人的には、絵の具の歴史とか気になります。
やはり外に持ち出すには、
持ち出す用の絵の具が必要になるだろうなぁと。
さて下は、同じクールベの『オルナンの埋葬』。
こっちは別室で保管されていました。
科学的な分析手法(X線とか)
で研究されている最中らしいです。

この絵もかなり大きな絵です。
近くで見ることが出来なかったのは少し残念。
オルセーにはモネやルノアールもたくさんあるので、
いわゆる「名画」を間近で見ることが出来ます。
次に紹介するのはゴッホ。
『オーヴェルの教会』です。

この絵を見ているときはまだ決まっていませんが、
今回の旅では、このゴッホのオーベルに行くことになります。
実はこのオーベルが、
私が今回の旅で行っていちばん感慨深い場所でした。
これからオーベルの旅もアップしていきます。
さて、こちらはルドンの作品。

個人的に、ルドンは大好きな作家です。
この神秘性はどこから来るんでしょう?
この絵の細部を観察すると、
よくこんな絵がまとまって、
こんなに構成なるのだなぁと改めて感心します。
さて、中二病の方が
大好きなモローもオルセーにはあります!

ローマの詩人オウィディウスによる『変身物語』から
その題材をとっています。
『変身物語』って19世紀の芸術に大きな影響を与えています。
こっちはかの有名な『オルフェウス』です。

首といえば、サロメのが有名ですが、
こっちも首です。
パリには、モローの美術館があるので、
中二病の方は是非ともそちらにもどうぞ!!
さて、次はアンリ・ルソーの絵。
私はルソーの絵が結構好きだったりします。
動植物の絵が好きなもので。
田村一村の絵も私は好きなのですが、
何だか二人の絵は似ている気がします。
ChatGPTによると影響関係はないらしいですが、
面白いものです。
さて、こちらは、『戦争』。

そして、『蛇使いの女』。

フランスの美術館のいい所は、
名画の前に人がいないこと。
日本に来たら長蛇の列かもしれませんが、
これらの絵よりも有名な絵に人が群がるので、
私がみたい絵の前は、がらすきです。
実際はもっとたくさんの絵の写真を撮っていますが、
とりあえずこのくらいで。
オルセーの後は、パリの有名大衆食堂「ブイヨン」へ。
この店内の装飾が有名です。

私たちが到着したのが5時半ごろだったので、
並ばずに入ることが出来ました。
けれどもお店から出るころには、長蛇の列が。
かなりの人気店なので、
列を回避するには早めに行くことをお勧めします。
このお店で面白かったのが、
注文をテーブルの上の紙のナプキンに書いているところ。

初めての経験だったので、驚きました!
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。

勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。

ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
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