【映画】犬王


少し人を選ぶ作品かも

個人的には面白い!
『犬王』鑑賞
『犬王』を鑑賞しました。
夫は『地獄楽』の方が面白いらしいですが、私は『犬王』の方が面白い。
違いは何かと言えば、考察タイム!!
『地獄楽』は見ているそのときは面白いけど、考察タイムがあまりありません。
一方、『犬王』は、考え始めたらとまらない。
手塚治虫の『どろろ』と比較してみたいし、
平家物語について調べてみたい。
京都との関係も知りたいし、
猿楽、能楽、そういった日本の伝統芸能に関する興味も湧いていきます。
手塚治虫の『どろろ』と『犬王』
そこまで手塚作品を読み込んでいるわけではありませんが、
彼の作品の中で圧倒的に好きなのがこの『どろろ』(1967-1969)です。
室町時代、醍醐景光の天下統一の代償として、
その子である百鬼丸の体の48の部分が魔物に捧げられます。
その結果、百鬼丸は48の部分が欠損した状態で生まれたため、
育ての親に義手や義足を与えられ生活。
そして少し大きくなり、魔物を倒すたびに自らの体を取り戻していくストーリーです。
はじめてこの作品を読んだ時、
魔物を退治するたびに体を取り戻すという設定に衝撃を受けました。
あまりにもよくできた話なので、
何か下敷きがあるのかなぁとか思ったりするのですがわかりません。
『犬王』も芸能で天下を収めたい親によって子が生贄となります。
『犬王』では、子の体を異形のものにした呪いとは別の呪いが存在し、
後者の呪いのおかげで、犬王は死を免れたような・・・。
生まれた後は、平家の物語を紡ぐごとに後者の呪いが解放され体が人間に近づいていきます。
何かを達成するたびに体を取り戻すという大枠は似ていますが細かい設定は異なりますね。
いずれにせよ、両者とも「ヒルコ」のように生まれているので、
日本神話のイザナキとイザナミとの間に最初に生まれた神(ヒルコ)の影響でしょうか
(そういえば、「ヒルコ」は『天国大魔境』でもキーワードになっていますね)?
百鬼丸は長男で、犬王は三男であることを考えると犬王は違うのかな??
物語を探すということ
個人的に、私がこの『犬王』について好きなのは、
物語についての、つくるものではなく、探すものという考え方です。
平家の新しい物語を探しに行くというのが、
「物語」の創作性とは異なる面を思い出させてくれた気がしました。
宝を探す冒険譚よりも、
物語を探すストーリーを読みたいと思うのは私だけでしょうか?
リクエストをするとすれば
この『犬王』、残念なのは、字幕がないことかな。
確かに琵琶法師は歌で物語を伝承していたと思いますが、
字幕があれば、この『犬王』で取り上げられた物語がより理解できたはずです。
今のJ-popのMVを見ると一昔と比べて歌詞が強調されているものが多いように思います。
歌詞の価値って向上してきたのかな?と思い、嬉しい傾向です。
せっかくならこの流行にのって、
友有や犬王が歌う歌の歌詞が字幕としてあればよかったなぁと思います。
歌を聞いているだけだと、その物語が思い浮かばなかったので。
まとめ
『犬王』は知的好奇心が刺激される作品でした。
見る人を選ぶかもしれませんが、
600年前を題材とした話は、必然的に話に深みが出てきます。
そういったことが好きな人にはお勧めです。
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