【仕事】法人に関するあれこれ
いろんな話を
伺います
法人に関する経費を経費にしていない
相談業務の時に、最近話を聞くのが、経費を計上していないという話です。
過去の法人税の申告書や決算書を見せていただいて、
そこから、お仕事の話うんぬんを伺うのですが、
「経費は自分で払っているよ!」と。
例えば、法人に関するガソリン代等、
会計処理をするのが面倒だったり、領収書を紛失したりで、
ご自身でご負担しているそうです。
何だかもったない。
個人的には、節税(?)の第一歩は、きちんとした会計処理だと思います。
法人に関して購入されたものの領収書等を保管し、
それをきちんと帳簿につける。
まず、第一歩目はきちんと日々の取引を把握すること。
これを習慣にするだけで、随分、節税(?)につながる気がします。
無申告
無申告でいいことなんて何にもありません。
・延滞税
・無申告加算税
・重加算税
・青色申告の取消(2期連続の場合、期限後申告でも)
と、ペナルティは結構重いです。
なので、無申告は避けたいです。
また、無申告が長くなると会計を行うための資料を紛失しがちです。
そうなると、期限後申告を行うとしても不利にならざるを得ない。
無申告に気がついたら、できるだけ早く解消することをおすすめします。
休業
休業したいという話もたまに伺います。
「休業すると法人税を払わなくていいですよね?」
と聞かれますが、
「ここ数年、利益がないから」という理由で休業される場合、
そもそも、利益がないので法人税を払っていないはずです。
なので、休業しても法人税については同じです。
地方税については、自治体によって扱いが異なるので、
問い合わせる必要があります。
また、意外と皆様、
休業すると「税務申告をしなくていい」と勘違いされています。
けれども、休業しても税務申告は必要です。
よって、休業しても申告のための手間又は費用はかかってきます。
まとめ
以上、最近、法人について聞く話をまとめてみました。
大切なのは気づいたときに、即行動です!
今日の私
税務→ミーティングです
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
私の税理士事務所
日本にいる外国の方や、
事業をはじめようとしている方の
サポートに力を入れています!