【文学】「秋は、夕暮れ。」清少納言に素直に共感できます
秋は夕暮れがきれいって、今頃やっと気づいたよ
そういえば、清少納言も枕草子で「秋は、夕暮れ。」って書いているね
サラリーマンは季節がわからない
サラリーマンを卒業してからまず感動したのは、
自分の家のベランダから見ることができる景色です。
私の家からはおそらく、大原野の山から高雄の山までの
一連の連なりを見ることができます。
この山々の表情が毎日違ってとてもきれいです。
春はチラホラと桜が見えて、夏は青々とした緑、
秋になると段々と葉の色がかわってきて、冬になると雪化粧。
山の緑と空の青と白い雲のコントラストも素晴らしい。
夜、嵐になると、ソファをベランダに向けて、
部屋を真っ暗にすれば、雷を見ることができます。
東京では、夏はベランダから花火を見ていたのですが、
京都に来てから、夏の夜に鑑賞するのは雷です。
今住んでいる部屋に引っ越してから、
はじめのほうは仕事が忙しすぎて、
日が出ている時間帯に自分のベランダの外で何が起こっているのか知りませんでした。
休日は1日中寝ていますし(笑)。
仕方がないとはいえ、身近に素敵な場所があるのに、
ちょっともったいなかったと思います。
あとは、季節の食材を気にすることがなかったです。
当時は、夫よりも私のほうが拘束時間が長かったので、
料理に全く関心のない夫がどこからかお惣菜を調達してきます。
それはそれで美味しいんですが、
あまり季節を感じることはありませんでした。
けれども、今は、
季節ごとにかわる野菜や果物を存分に楽しんでいます。
そして、そろそろ大根の季節ですね!
先日もまるっと1本買ってきたので何を作るか考え中。
ただのお味噌汁の具として入れるのだって、
ちょっと分厚く切れば、大根の味がよくわかります。
大根を贅沢使いができる季節到来です(笑)。
秋は、夕暮れ。
先日ふと気がついたのは、
「もしかして、秋って、どの季節よりも夕暮れがきれいなのでは?」ということ。
特に最近の夕暮れは眼を見張るものがあります。
気がついてみると、むしろ、
よくこれまで生きていて気が付かなかったなぁと思います。
それだけ生活する中で空を見ていなかった証拠なのかもしれません。
後は、建物が低い京都に引っ越したことで、
空がよく見えるようになったということもある気がします。
秋の夕暮れの素晴らしさに気がついてみると、
つい思い出すのが清少納言の「秋は、夕暮れ。」というフレーズ。
中学校の頃に課題だったので暗記しましたが、
今、やっとこのフレーズが私の中で腑に落ちた気がしました。
このフレーズが自分のものになった感じです。
秋はなぜ夕暮れがきれいなのか?
ところで、秋はなぜ夕方がきれいなのか調べてみると、
科学的根拠があるみたいです。
下記、yahoo!知恵袋でのここの回答を参考にしています。
- 昼と夕の温度差が大きい
- 湿度が高い
- 上空に雲があるが、西の方に雲がない
を満たすと、赤い波長の光線を散乱させる水蒸気がたくさんあり、
雲の下から光が当たることで夕焼けがきれいになるそうです。
この条件を満たしやすいのが秋とのこと。
科学的にも、「秋は、夕暮れ。」が証明されているみたいです。
まとめ
独立してからは、心に少し余裕ができました。
そんな余裕があるからこそ見ることができる景色は、
とても身近にあるものの感動を覚えるものです。
私は無神論者ですが、そんな風景を見ていると、
「神はいるのかもしれない」とついつい考えてしまいます。
今日の私
仕事して、委員会に出席して、契約を締結しに行って。
委員会の懇親会は焼き肉だったそうで、
行けなかったのが残念です(笑)。
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
私の税理士事務所
日本にいる外国の方や、
事業をはじめようとしている方の
サポートに力を入れています!