【雑学】営業について考える

フォトジェニックな大原野神社。
コマギツネ

ガンガン営業!みたいのは苦手だよね。

中の人

そうだね。合う人と会えればいいと思っているよ。

○オンでの出来事

○オンに買い物に行った時のことです。

夜の8時ごろ。

人も少なくなっている時間帯です。

夫と2人で歩いていると、

1個だけティッシュが入った

15cm四方のプラスチックのボックスを

差し出してくる20代後半ぐらいの女性が現れました。

「閉店も近いのでティッシュをどうぞ」と。

そう言われると、

ついついティッシュをいただいてしまいます。

こうなったら最後、相手方のターンです(笑)。

販売店の戦略?

このティッシュをくれた女性は、

ウォーターサーバーを売り込む人でした。

今考えると、彼女の戦略が興味深かったので、

書き出してみます。

反報性の原理

まずは、私はティッシュをもらってしまったことから、

彼女の話を聞かなければならない気持ちになります。

優しくされると、優しくしたくなるという、

反報性の原理を利用しているのでしょう。

仕方なく、

買うつもりもないウォーターサーバーの

説明を聞くことにしました。

特別感で煽る

「あなたはラッキーです。

このキャンペーンは今だけです。

そして、ここに来た人だけです。」

との文言で煽ります。

無料で煽る

今買うと、

「AとBとCがずっと無料です」とのこと。

先程の、特別感と無料のダブルで煽られ続けます。

「こんなにお得で、すごくないですか?」と。

そして、

私が、何も答えずに気まずい空気を流していると、

「もっと、喜んでください」と追い討ちが。

そう言われると余計に喜べません。

むしろ、疑いたくなります。

有名人を引き合いにだす

不穏な空気を察知したのか突如、

「○○って好きですか?」と。

○○という芸能人について聞いてきました。

正直、〇〇に興味がないので、

何も言わずにいると、

「このウォーターサーバーは、

○○がCMをしています!」と。

正直、だからなんなんだ?と、

反論したくなりましたが、

大人なので我慢です。

ウォーターサーバーの価値と、

芸能人の価値とが、

どのように紐づくのか私には理解できませんでした。

マニュアルでもあるのかな?

上記の流れ、

マニュアルでもあるのかな?

と思うぐらいスムーズに流れて行きます。

それも、結構長い時間。

マニュアルになっているぐらいなら、

購入してしまう人もいるのかもしれませんね。

とりあえず計算

彼女がずっと、

「お得です。すごいです。今回だけです。」

と連呼するので、

とりあえず、2ℓあたりの値段を伺いました。

(ちなみに、我が家では、

飲料水は、2ℓペットボトルで購入しています。)

そうすると返ってきた答えが、

「500mlあたり80円です」とのこと。

「おいおい、私に計算させるのか」と心の中で思いましたが、

やはりここも大人なので我慢。

必死に計算して、

「2ℓ3,200円ですか。高いですね。」

と言ったところ、

「その計算は間違っています。」との素早いツッコミが(笑)。

ちょっと、恥ずかしくなりながら、

きちんと計算しなおしたところ、2ℓで320円。

我が家は飲料水は、

2ℓのペットボトル1本で100円未満。

となると、私が出した結論は、

「ウォーターサーバー安くはない」でした。

価格以外の魅力がなければ、

私がウォーターサーバーを買う理由がありません。

けれども、そんな魅力もこれまでの流れから、

いまいち理解できず。

結局、「必要ありません」と告げ、

その場を去ることができたのでした。

まとめ

彼女は私がこれまで会ったこの手の人で、

もっとも強烈に印象を残した人でした。

彼女からウォーターサーバーは買うことは

ないかもしれませんが、

販売戦略、そして、私の塩対応に対し、

果敢に挑むその姿勢に感動すら覚えました。

営業の1形態を目の当たりにした日でした。

今日の私

部屋掃除とお散歩です。

夫から珍しく、

「自転車に乗ろう!」というお誘いがあり、

ワクワクしながら自分の自転車をチェックすると、

前輪がパンクしていました。

10年以上前のマウンテンバイクで、

ここ1年を除いてほとんど誰も乗っていなかったので、

おそらく購入後のはじめてのパンク修理です。

チューブを丸ごと交換していただいたのですが、

そのチューブを見ると細かい無数の穴が。

釘等で穴が開くと思っていので、

そうではないパンクもあるのだなぁと、

勉強になりました。

ぜひ、こちらもどうぞ!

マンガ描き始めました。

私のプロフィール

京都市の女性税理士です。

税理士になるまでの苦労が綴ってあります。

税理士試験はうまくいかないことばかりで、

何度も自暴自棄になっています。

コマギツネ

勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。

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ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。

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