【仕事】資本金3000万円要件

経営・管理VISA
弊所の仕事とVISAは深く結びついています。
弊所のクライアント様の8割ほどは外国の方なので。
さて、最近、
「経営管理ビザ」要件の厳格化が決まったようです。
例えば、
以前までは資本金は500万円でよかったものの、
今後は3,000万円になると。
実際に施行されるのはいつかでしょう?
今後の動向を注視する必要があります。
現場から
入管ではきっと、
この案件に絡むトラブルが絶えないため、
こういう方向性になったのでしょう。
税理士の立場からふと思うのは、
資本金3,000万円要件というのは、
「新たにビジネスをスタートさせる」
ということを考えると何だかなぁと。
資本金が3,000万円になると、
1年目から消費税の課税事業者になりますし、
地方税の均等割りが上がりますし、
登録免許税も上がる。
1年目って事業を始めたばかりで、
利益が出るか分からないときなのに
(むしろ1年目から利益が出ることなんて稀では?)、
その1年目から資本金の額が多いという理由で、
税額が上がるという・・・。
個人的には、
(成功するかどうかわからない)壮大な計画をして、
大きな借金をして、
みたいなビジネスよりかは、
小さなところから初めて、
トライアンドエラーを繰り返し、
徐々に大きくするのが、
このVUCAの時代にあっていると思っています。
なので、この資本金要件は
時代の流れとは全く逆だろうなぁと。
ペーパーカンパニーを見極めたいのであれば、
資本金というよりは、
実態を見る必要があると思うのですが、
チェック効率を考えた場合、
資本金を上げる方が簡単なんでしょうね。
また、「諸外国と比較して資本金要件が緩い」
というのも、引き上げやすそうです。
個人的には、
海外取引に強い方が日本で起業して、
海外から収入を得て、日本に納税してくれる、
って、日本のためにもいいと思うんですけどね。
今日の私
仕事、語学、運動。
熱があるので、できる範囲で。
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。

勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。

ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
私の税理士事務所

日本にいる外国の方や、

事業をはじめようとしている方の

サポートに力を入れています!


