【仕事】「忙しい」と言わない方がいいと言われる理論がよくわからない

「忙しい」という言葉の使い方は難しい

個人的には、「忙しい」という言葉は、

それ以上でもそれ以下でもないと思っています。

誰かから「忙しい」と聞いても、

「そっか」と思うだけです。

みんな「忙しい」という言葉に、

いろんな意味をつめすぎているんではないでしょうか。

発する方も受け取る方も。

「忙しい」と言うことでマウンティングをとろうとする人も、

話し相手から「忙しい」という言葉を聞いて自分の忙しくなさを恥じる人も、

「忙しい」という言うと、経営者として失格だと思う人も、

「本当に忙しい人は忙しいとは言わない」とか、

何言ってんのかよくわからないことをいう人も。

なんか、この言葉にいろいろな意味が詰め込まれすぎていて、

正直、使いにくいです。

私としては、ただ単に「忙しい」という状況を伝えたいだけなのに。

「忙しい」は誰が決めるのか？

正直、「忙しい」のにそう言えないのは不便ですし、

「忙しい」人には、「忙しい」と言ってもらわないと、

こちらも判断に困ります。

いつから「できる人は忙しいとは言わない」みたいなのが、

はやり始めたんでしょうかね？

「忙しくない人」が「忙しい」と言うから、

「忙しい人」が「忙しい」というのを敬遠し始めたんでしょうかね？

とはいえ、個人的には「忙しい」というのは、

本人が決めるものであって第三者がとやかく言うものではない気がします。

上司から見れば、部下は忙しく見えないかもしれませんが、

本人にとっては忙しいのかもしれません。

部下から見れば、上司は仕事をたくさん抱えて忙しく思えるかもしれませんが、

上司にとっては、たいしたことないのかもしれません。

第三者から見てではなく、

本人の尺度で考えて「忙しい」のであれば、

「忙しい」と言えばいいだけな気がします。

仕事の見積もり

私はいただく仕事を楽観的に見積もったりはしません。

むしろ、over estimate な方だと思います。

実際の負荷が10であったとしても、

8と見積もるか、12と見積もるかで、

その人の精神的負担は全く異なると思います。

私は12と見積もる方なので、8と見積もる人よりは、

忙しさを感じやすいでしょう。

一番良いのは、きちんと10と見積もることだと思います。

けれども、この数値って責任感とも比例している気がします。

仕事を安請け合いして、「できませんでした」と言う人に比べれば、

責任をもって仕事をしてもらった方がいいのではないでしょうか？

責任感がゆえの「忙しい」

上記のように、責任感があるからこそ「忙しい」と発している人は、

少なからずいると思います。

今手元にある仕事を全うするという責任を感じているため、

他の仕事を回避したいと考えているような人たちです。

にもかかわらず、「忙しいと言うこと」＝「かっこ悪い」

みたいな風潮はちょっと違うのではないかと。

本人が「忙しい」と思うのであれば、

何のためらいもなく、そう言えるのが一番な気がします。

まとめ

前から疑問に思っていた、

「忙しいと言わないほうがいい理論」。

いろんな意見があると思いますが、

私は、忙しい時には「忙しい」と言いたいです。

今日の私

仕事をして外出して打合せです。

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京都市の女性税理士です。

税理士になるまでの苦労が綴ってあります。

税理士試験はうまくいかないことばかりで、

何度も自暴自棄になっています。

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