【フランス】フランス人は意地悪か?

フランス人のうわさ
「フランスで、英語で何かを尋ねても答えが返ってこない」
「英語が話せるのに話せないふりをする」
という話を聞いたことありませんか?
私はこのエピソード、よく見聞きします。
私自身の経験だと、フランスにいた当時は、
英語よりもフランス語の方がまだましだったので、
「英語で何かを尋ねる」
という状況がありませんでした。
なので、この噂は本当かどうか分からず。
ということで、フランス語の先生に聞いてみました。
フランス語の先生の回答
まず、英語ができるフランス人は限られていると。
若い人ほど英語を話し、都会の人ほど英語を話す。
なので、世代と地域で回答が異なるよと。
また、そもそも、英語は自国の言葉でないので、
英語で話しかけられると、心理的ブロックが働くと。
例えば、「Excuze me」と英語で話しかけられると、
「ドキッとするよ」とのこと
(ちなみに、私の仏語の先生は英語ペラペラです)。
さらには、フランスでの英語教育も日本と同じで、
英語の授業で「英語らしい発音」をすると
他の生徒から馬鹿にされるらしい。
なので、先生曰く、英語で話しかけられると
当時のトラウマが蘇るのかもしれないと。
結局のところ
結局のところ、
「フランスで、英語で何かを尋ねても答えが返ってこない」
その理由は、日本人が思う以上にフランス人が
「英語に慣れていない」だけなのかもしれないなぁと。
なんだか、ついつい私たち日本人は、
「フランス人は英語を話せるのに話せないふりをする」
なんて思ってしまいがちですが、
これはただの偏見なのかもしれません。
状況は外国の方に話しかけられる我々日本人と同じで、
普段使わない言語で話をされるのは、
誰だって委縮するだろうなぁと。
最強の3つの単語
上記もあり、フランス人の先生曰く、
「何が何でも次の3つの言葉は使えるようになれ!」と。
Bonjour(ボンジュール、こんにちは)、
Merci(メルシ、ありがとう)
S'il vous plait(シルブプレ、Please)。
これが使えるようになれれば、
一気にフランス人との距離が縮まると。
私たち日本人だって、
相手から「ありがとう」と言われると、
一気に心理的距離が近づくのと一緒です。
英語が使える非日常
ところで弊社のクライアント様。
英語圏の出身でない方がまぁまぁいらっしゃいます。
3分の2から4分の3ぐらいのクライアント様は、
英語圏の出身者ではありません。
これ、今回の話をベースとして考えると、
かなり珍しいことなんだろうなぁと。
クライアント様の努力によって成立している
何とも希少な状況です。
自国の言葉ではない英語を習得され、
そして、彼ら彼女らにとって未知の国であろう日本で起業。
その努力、行動力、ともに見習うべきところばかりだなぁと。
今日の私
仕事、英語、仏語、中国語、フラフープ、読書。
昨日はクライアント様からゴーヤときゅうりをいただき・・・。
ゴーヤチャンプルや冷やし中華ができるなぁと。
ありがとうございました。
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マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。

勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。

ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
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