【仕事】いろんな決算書

いろんな決算書

納税相談をしているといろんな決算書を拝見します。

それはもういろいろです。

資産の部でいうと、

現金・預金がマイナスのもの、

有価証券がマイナスのもの、

有形固定資産がマイナスのもの、

そもそも、資産の部がマイナスのもの。

負債の部でいうと、

借入金がマイナスのもの、

純資産の部でいうと、

普通法人であるにもかかわらず資本金がないもの、等等。

ぱっと見ただけでも、会計が間違っている雰囲気が漂っています。

ほとんどの方は、前年度に税務署に申告書と一緒に決算書を提出されているのですが、

「あぁ、この決算書が提出されて、受付印が押されているのね・・・」

と税理士としては微妙な気持ちになります。

決算書、何が変だかわからない！

個人事業を始めたばかりであったり、会社を設立されたばかりの方は、

ご自身で決算書を作成されるケースが多々あるかと思います。

このとき、経理の経験がない方がご自身で作成される方も多く見受けられます。

そんな方が会計をしていておっしゃるのは、

「自分でやっていることが正しいか不安」とのこと。

自分１人でやっていると何が正解かわかりませんよね。

わからないまま、会計を続けた結果、完成した決算書が、

上記のような「？？」なものになっているようです。

チェックしてもらうのがいちばん！

銀行口座にお金があるはずなのに預金がマイナスになっていたり、

給料を毎月計上しているはずなのに、

給料の額がその合計額と一致していなかったり、

そもそも普通の会社なのに資本金がないなど、

少し知識がある人が決算書を見ると、

おかしな数字を見つけることが出来ます。

できれば、専門家に見てもらって、

自分が間違えている箇所を認識して直すのがよいように思います。

そもそも、経理がきちんとしていないと正しい会社の状況を把握できないですし、

節税の第一歩は経理をきちんとすることにあると思います。

やみくもに進むのではなく、

できればチェックしてもらいながら進んでいくのがよいです。

まとめ

何を間違えているのか知ることは重要です！

今日の私

納税相談とミーティング。

次の日に岡山に日帰り１人旅に出ようと旅程を調べていたら、

バスと電車の接続が悪く、日帰りできないことが判明（笑）。

旅程立て直しです（笑）。

ぜひ、こちらもどうぞ！

マンガ描き始めました。

私のプロフィール

京都市の女性税理士です。

税理士になるまでの苦労が綴ってあります。

税理士試験はうまくいかないことばかりで、

何度も自暴自棄になっています。

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