【仕事】ノマドな税務
すぐ変なのやりたがる(笑)
税務の醍醐味です(笑)
ノマド生活
一時期、私の中で流行っていた浅田彰の『逃走論』。
何が書いてあったかさっぱり覚えていませんが、
最近、気になって、Amazonの商品の説明を読んでいて、
「パラノ人間」から「スキゾ人間」へ、「住む文明」から「逃げる文明」へとの文言。
あぁ素敵。
当時は、『逃走論』からジル・ドゥルーズにも興味を持ちだして、
私の考え方は『ノマドの思考』の強い影響下に。
そういう素地もあったおかげで、ノマド生活に強烈な憧れがあります。
1か所に定住し縛られる必要なんてまったくなくて、
軽やかに好きな場所で好きなことをする。
フランス思想史なんて全く理解していなくても、
ノマドの思想は、現代風に形をかえて定着しつつありますね。
そういえば、フランス留学中に私がいちばん仲の良かったフランス人は、
恋人と各国を転々と移動しながら生活していました。
そんなこんなでノマド生活に憧れている私ですが、
実際にこの生活を実現しようとすると改善の余地が沢山あります。
外出中に税務署から電話がかかってくると
「早く事務所に帰りたい(泣)」と思ってしまうので(笑)。
ちょうと1年ぐらい前
ちょうど1年ぐらい前、
パートナーがフィリピン人のドバイ生活の長い日本人のイラストレーターと話していたところ、
友「ノマド生活をしている人って税金わかっていないよ。」と。
私「そりゃそうだ。」
友「こういう人たちってFacebookでコミュニティがあるよ。」
私「へぇーそうなんだ。」
(ちなみに、外国の方ってFacebookでの情報交換が盛んな気がします)。
当時は、
「あ、これはビジネスチャンスかも?!」
と興味がありながらも、考えるだけでスルー。
他に先にやることがあった気がしたので。
ところで実際に、こういうのを扱っている税理士っているんでしょうかね?
複雑な割には報酬が限られそうなので、あまりいないかもしれません。
富裕層ならいざ知らず(住所判定の判例とかありますね!)、
一般向けとなるとあまり聞かないかもしれません。
ノマドな税務
そんなこんなでノマドな税務なんて忘れていたころ、
ノマドなお問い合わせがやってきました。
しかも、京都から随分離れたところから
(空間の概念がないのがいいですねー)。
はじめは、ノマドな問い合わせではなく、
出国関連の単純な話かと思っていたのですが、
よくよく伺うと、ノマドなお問い合わせみたいです。
これは、ノマド税務を整理整頓するチャンスです!!
今回面談したクライアント様には、
「私より詳しい人がいると思うのでその人と仕事をしていただいて全く構わない。」
「けれども、もしよかったら私に仕事をさせて欲しい。」
「私自身もこの辺を知りたい!」
とプロフェッショナルならぬ発言(笑、というか反省)。
とても良い方だったからこそ、上記の発言ができたのでしょうね。
こういう自由がきくのも独立の醍醐味で、
どこかに所属していたら怒られそうです(笑)。
クライアント様からは、なんとなくご了承をいただき、
というか、「いつでも他に最適な税理士先生が見つかったら連絡してくれ」とお伝えし、
とりあえず、ノマド税務について調べることにしました。
ちなみに、京都の片隅の地味な弊所をどのように調べたか伺うと、
外国関連のFacebookに情報があったとのこと。
最近、外国関連の問い合わせがたまにくるなぁと思っていたら、
そういう理由なのかもしれません。
英語ページ(友人監修)を作っておいてよかった(笑)。
まとめ
知らないことを調べるのは楽しいですね。
こういうのの整理整頓大好きです。
開業して何年か経つ何人かの税理士先生からは税理士の仕事について、
「同じ仕事の繰り返しで~」みたいな話を伺います。
将来はそうなのかもしれませんが、
今の私にとっては、まだまだピンとこないお話です。
今日の私
1日お仕事です。
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
私の税理士事務所
日本にいる外国の方や、
事業をはじめようとしている方の
サポートに力を入れています!