【私】句点問題?と、どうでもいい話
句点問題
今は、句点を打たないらしい
句点問題
私のお仕事相手は、私と同年代か私より上かのどちらかです。
もちろん、年下の方もいらっしゃいますが、
私よりも10歳以上若い方とやりとりさせていただくことはほぼ皆無。
なので、あまり自分が書く文章に気を使うことはありません。
とはいえ、昨今、
おじさん構文やおばさん構文なるものが取り沙汰されているので、
私自身もちょっと気にしています(笑)。
そんな関連で、私の主な情報収集源である「ガールズチャンネル」、
通称「ガルちゃん」を読んでいると、
今は「句点(。)」をつけないで文章を書くという記事を発見。
文章に句点があると圧を感じるらしいです。
語気が強まる印象があるのでしょうかね?
学部時代
私は大学生のころ、文学サークルに所属していました。
同じサークルに所属していた人の大半は何らかの文章を書いていたのですが、
私は恥ずかしくて何も書けなくて、もっぱら読むのが専門。
大学生と言えば、ほとんどの人の関心が「モテ」とかそういう方向にすすむ中で、
部員全員がこういうのに関心があるのかないのか分からない感じの距離感が非常に心地よく、
私も部室に入り浸っていました。
そしてこのサークルの魅力の1つが部員の読書歴。
みんな、マニアックな本を読んでいて、私の知的好奇心は刺激されまくっていました。
ジョルジュ・バタイユなんて普通読まないでしょ?(笑)。
今思えば、私はそっち側ではなくて、明るいポエジーが好きですけど
(絵画で言えば、小野竹喬あたりが今の気分です)。
さて、句点の話に戻ります。
このサークルに「田中さん(仮)」というカリスマ部員がいました。
私の2年ぐらい先輩な気がしますが、2年ぐらい留年もしていた気もします。
あまり覚えていませんが、めったに会える人ではなく、
大学の期末テストで、テスト内容とは全く違う論を展開して、
単位を得たとか得ないとか。
謎の伝説のある、金持ちで、モテる人だったように思います。
太宰治みたいな退廃的な雰囲気の人で、繊細な文章を書く人でした。
で、何がいいたいのかというと、
この人が、誰かに送る文章には、句点がありませんでした。
はじめてメールをもらったときの衝撃は忘れられません。
確かはじめて受け取ったのは、赤坂見附のドトールで・・・。
それくらい、句点のない文章のインパクトは大きかった。
当時、私にはそれがあまりにもかっこよく見えて、
影響を受けまくって、このサークルとは関係ない人に、
私も真似して句点のない文章を送ったりしていました(笑)。
時代は超えて・・・
さて、今の時代に戻ってきて、句点のない文章について。
私は学生時代に、芸術的な意味での句点のない文章の衝撃を受けています。
けれども、慣れなのか何なのか、今は、句点がないときは、
「あぁ、句点を打つのが面倒なのかな」ぐらいにしか感じません。
なんなら、私も句点を省いたりみたり。
仕事をする上の効率性を重視した結果なのか、
感情の1つの表現方法としてなのか、
いずれにしても、句点には新たな役割が与えられているようです。
このことについて、私は特に賛成も反対もないのですが、
かつての雷に打たれたような衝撃もないのも事実。
書かれている文章に文学性も何もないから、
句点の有無にさほどの関心がないのでしょう。
それしにても、また、かつてのような衝撃を受けてみたい。
やはり、芸術は偉大なのです(笑)。
まとめ
日本語もどんどん変わっていくのでしょうね。
今日の私
仕事します。
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
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