【仕事】人と違う行動を!
人と同じことをあえてやらないことで
人生を豊かにできる気がします!
そのリスクはリスクなのか?
私は税理士業界に入る前は文学の研究をしていました。
文学研究から税理士への転身は人生のおいてかなり大胆な決断のように思います。
周りを見渡してみてもそんな人はおらず、
道を変更する際には、「これまでの経験がもったいない」という話もチラホラ。
とはいえ、そんな話も全く聞き入れず文学研究はスパッと放棄(笑)。
博士まで進んでしまった以上、文学研究の放棄は、
これまでにかけた時間や労力の投資を回収せず、大赤字のままの撤退を意味しました。
けれども、赤字を垂れ流すよりは、新事業に全力を注ぐ方がよいと判断。
当時、自分の才能、自分の環境を考えた際、
文学研究を続けることこそが、税理士を選ぶよりも、
私の人生においてのとてつもないリスクにしか思えなかったです。
そう思うと、当時の周りの人が私に話していた
「文学研究を辞めるリスク」といのは、
大したリスクではなかったのかもしれません。
リスクを測る
一般的にリスクに敏感なもののリスクを測ることには無頓着なような気がします。
「知らないものは怖い」という理論でしょうか。
株や独立なんかがよい例のように思います。
現金リスク
「株は怖い」ということで敬遠する人が多いと思いますが、
私からすると、現状で日本円でお金を銀行に預けていることの方が怖いです。
直近でいえば、2020年に1ドル110円程であった日本円が、今は1ドル140円に。
この2年半ほどの間で、日本円の価値は30%ほど落ちています。
また、上記の話から、「海外に行かないから大丈夫!」と思っていたとしても、
現在の日本の物価の上昇からは逃れられません。
これまで100円で買うことのできたパンを130円払わないと買うことができないのであれば、
その100円の価値は30%下がっていることになります。
一方、日経平均は33,000円を突破。
資産を運用している人とそうでない人の格差は広がるばかりです。
独立リスク
私は独立がしたくて税理士という職業を選びました。
会計業界でサラリーマンを経験してからその思いはより強固に(笑)。
人によるとは思いますが、私のような性格の人にとっては、
独立しない方が長い人生を鑑みたときにリスクのように思います。
ストレス、人間関係、不健康等等により、サラリーマンを続けていたとしても、
比較的早い段階でドロップアウトしてしまうのは目に見えていました。
なので私の優先順位は、できるだけ早く独立し、生活基盤を整えることでした。
実際、独立時には不安が多かったものの、
真面目に動いていれば何とかなると思えるようになりました。
人と違う行動を!
個人的な実感なのですが、
仮に能力が同じAとBがいたとして、
Aは人と同じ行動をとり、Bは人と違う行動をとる場合、
Bの方が生涯において利益を得る確率が多いのでは?と思っています。
当たり前ですが株価は、株が買われるから値上がりし、
株が売られるから値下がりします。
利益を得るのは、この行動と逆の行動をとった場合です。
例えば、株価が大幅に下がったコロナのときに、
株を売ってしまうのではなく、買うことができた人は利益を得ているはずです。
また、独立に関していえば、私にとっては何だか利益ばかりです。
それだけの責任が発生しますが、それ以上のものを得ている気がします。
人間関係が一変し(今や人間関係でストレスを感じていません!)、
クライアント様に自分の好きな提案をでき(誰にも忖度しません!)、
体調管理も比較的簡単で(睡眠時間増えました!)、
好きなものを着て(スーツは仕事に非効率なので着ません!)
平日の晴れた日に旅行に行きます(混雑、週末値上げとは無縁!)。
ただやみくもにみんなと同じ行動をとるのではなく、
立ち止まり、選択肢を吟味するだけで、人生が豊かになるような気がします。
まとめ
人生、いろんなことを選べるわけです。
みんなと一緒である必要はないように思います。
今日の私
平日に遊ぶために仕事をします(笑)。
ぜひ、こちらもどうぞ!
マンガ描き始めました。
私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
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