【私】税理士資格と開業

さっさと資格が取れるならそれがいい

先日、セミナーを開催したときの質問に

税理士の資格取得や税理士開業についてのものがありました。

私は資格をとるまでかなり苦労しました。

アルベール・カミュに『シーシュポスの神話』という作品があるのですが、

まさにそんな感じ。

不条理（税理士試験）に立ち向かう姿は神々しくもあります（笑）。

けれども、当の本人はめちゃくちゃキツイです。

この試験に全力で挑んでいる間は、

プライベートは勉強以外に何もありません。

落ちるため（？）の試験に全力で挑む。

この時間を別の勉強にあてることができたら、

どれだけ有意義なんだろうと考えたことは何度もあります。

また、税理士試験の負担は本人だけではありません。

この試験を支えてくれている家族への負担も相当なものです。

税理士は夫と相談して資格取得を目指しましたが、

試験を受けている間は、夫とどこかに遊びに行ったという記憶がありません。

私の日常は、平日は仕事、土日は１日中自習室。

仕事をやめて専念しているときは、１日中自習室。

その間、夫はずっと１人。

このように夫に負担をかけ続けているにも関わらず、

私は試験に落ち続けます（笑えない）。

私が試験に落ちたときは夫もかなり辛かったとのこと。

そして、その時が辛いだけでなく、

夫はまた孤独な日々が続くのです・・・。

正直、この試験、何年もかけるよりは、

専念してさっさとクリアしてしまうのが正解だと思います。

でないと、体力や精神力が持ちません。

開業

私は独立するために税理士資格を選びました。

なので、資格を取ったからには独立するという意識がかなり強かったです。

私には、税理士業という枠にとらわれずにやりたいことが沢山あるので、

狭い範囲の税理士業しかできない

サラリーマン税理士という選択肢はありませんでした。

仕事時間や仕事相手を自分で選んで、

その他の時間を自分の好きなことに使いたいと思っていました。

誰に何と言おうとも（軽蔑されようとも）、

私はアニメや漫画が好きですし（笑）、

暇でいいねと嫌味を言われようが、

1人で自転車にのってフラフラするのが好きです。

今は、税理士業に関係なく時間があれば、

いろんな人にお会いしているのですが、

「仕事を得る」という目的のみで人に会う人にとっては、

全く理解できない行為でしょう。

今はプライベートと仕事がほぼ一緒で、

（仕事も含め）興味があればそれを追求することにしています。

面白そうなことがあればやってみたくなる性格です（笑）。

こんな性格の私にとっては、

開業税理士というのはピッタリの働き方です。

もし、私のような方がいたら、

全力で開業税理士をおすすめします！

まとめ

私みたいな性格の人は、

さっさと資格を取得して、

さっさと独立するのがおすすめです！

今日の私

外出後、帰ってきてから、

録画していた『不滅のあなたへ２期』を視聴。

１期の記憶が曖昧で、誰が誰だかわからない（笑）。

１期を復習せねば。

ぜひ、こちらもどうぞ！

マンガ描き始めました。

私のプロフィール

京都市の女性税理士です。

税理士になるまでの苦労が綴ってあります。

税理士試験はうまくいかないことばかりで、

何度も自暴自棄になっています。

私の税理士事務所