【仕事】ちょっと、もやもや、インボイス
外国籍の英会話講師からの問い合わせ
ちょっと、もやもや、インボイス
外国籍の英会話講師からの問い合わせ
普段からやり取りしている外国籍の英会話講師から問い合わせがありました。
お金をもらっている先から「適格事業者になるように」という案内がきたけど、
「(適格事業者になるための)この書類どうやって書くの?」と。
これまでいろんな人とインボイスについて話してきましたが、
取引先が1社の外国の方から相談がきたのは初めてです。
これってほぼ強制的に適格事業者になるしかないということですよね。
そもそもが免税事業者なのに、選択の余地なく課税事業者になることになって、
ただでさえ、外国の方にはわかりずらい所得税の申告書を提出するほかに、
より分かりづらい消費税の申告書を提出しなければならなくて、
さらに、消費税も納税するのかと。
たぶん、私に問い合わせた時に、ご本人は、
「適格事業者になるということがどういうことか」
全くわかっていなかったのだと思います。
英会話学校の方も普段から所得税の申告について、
一緒に仕事をしている彼ら彼女らをほとんどサポートしていないようなので、
おそらく「適格事業者になることのインパクト」をほとんど説明していないでしょう。
しかも、その外国籍の方がインボイスの案内をもらったのが、
3月に入ってからっぽい。
急すぎて考える余裕もないですよね・・・
なんだかもやもやしてしまいます。
情報へのアクセス
税務相談でご高齢の方の話を伺うと、
デジタルデバイド(情報格差)をひしひしと感じます。
ご高齢の方が、デジタル機器を使うことが難しいことで、
税について不利になるのはやるせないなぁと。
同じように言語の壁によって外国の方も不利になりやすい。
こういうのって、自己責任だけでは片づけられない問題の気がします。
何だかなぁと考えさせられる問い合わせでした。
まとめ
誰もが分かりやすい仕組みを作るのがいちばんいいと思うんですが、
難しいんでしょうかね?
今日の私
確定申告ラストスパートです。
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私のプロフィール
京都市の女性税理士です。
税理士になるまでの苦労が綴ってあります。
税理士試験はうまくいかないことばかりで、
何度も自暴自棄になっています。
勉強好きそうだけど、税理士試験とは肌が合わなかったね。落ちた時には、なんて声をかけていいかわからなかったよ。
ほんと、あの頃は迷惑ばかりかけて申し訳なかったよ。
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