【アニメ】「全集。」のed

古代に思いをはせる・・・

アニメのopとed

私はアニメ好きです。

本編ももちろん好きですが、

opとedの作画も大好きです(笑)。

特に原作を知らないアニメのopとedが気になって仕方がありません。

たぶんこれ、映画を見に行ったときに、

本編が始まる前の、別の映画の予告編を面白いと感じるのと同じヤツです

(私は映画館では絶対に他の予告編もきちんと見ます)。

これから出てくるであろうキャラクターや、

戦闘場面を「予告」のように垣間見ることができるので、

本編の続きが気になって気になって仕方がない。

まさに、opとedでの

「本編への期待値の上げ方がうまいんだろうなぁ」と感心します。

確かに、本編への視聴に繋げないといけないので、

opとedに気合が入るのも、至極まっとうなことですよね。

「全修。」のed

現在、個人的に気にっているのが、「全修。」のedです。

その他、好きなのが、キングダムの第5シリーズの桓騎軍のedと、

シャーマンキングの第3弾の猫又のマタムネのやつです。

ジェンダー

まず、面白いと思ったのが、ジェンダー。

個人的には作品にジェンダーを持ち出すのは好きではないですが、

この「全修。」はジェンダーの視点なしにはその面白さが語れない気がします。

さて、この「全修。」、edのメインは、ヒーローであるルークです。

アニメのedって、私の大したことないアニメ経験値から言えば、

いくつかのパターンはあるものの、その王道の1つが「ヒロイン枠」。

分かりやすいのは、「名探偵コナン」のedがそうかなぁと。

個人的には、「全集。」のedでは、

男性であるルークが、

「ヒロイン」のように扱われているのが興味深い(笑)。

実際、この「全修。」、

調べてみると作品に中心的に携わる人は女性が多いからか(?)、

漫画界、アニメ界のジェンダーをうまく料理している気がします。

例えば、第2話、ナツ子が、市長(?)かなんかの、

布の面積の少なさに感動しているシーンがありましたが、

これ、冒険ものの女性の服の面積がやたら少ないことへの皮肉かな(笑)。

また、「ルークが料理をする」という設定も面白い。

BLでは作者が女性であることが多いからか、よく男性が料理をしますが、

男性作者の作品の場合、

男性が料理をするシーンが描かれることは少ないように思います。

BLの場合、生活シーンを描くことが多く、

冒険ものの場合、冒険がメインとなるという理由もあると思いますが。

「全修。が冒険ものである」という意味でも、

ルークが料理をするという設定は面白い。

これで、女性ファン(私含め)の獲得は確実に得られたことでしょう(笑)。

成長譚

このedが面白いもう1つの理由は、

このed自体がルークの成長譚であるということ。

このedを見ていて、ふと、

ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、

ドイツの教養小説(Bildungsroman)が思い浮かびました

(私の癖ですぐにこういうのに結び付けたがる(笑))。

自己啓発、自己形成が大好きな私がこのopに惹かれないわけがありません(笑)。

私は頑張る人、努力する人が大好きなのです。

さて、この「全修。」edの作画の演出がとても分かりやすいです。

白黒スタート→ルークの浮遊→目を開く(目覚める)→

何かを掴む→地に足をつける→踏み出す→

歩く(背景に色がつき、歩いている背景の景色がいろいろ切り替わる

、この背景がめちゃくちゃかっこいい!)→

仲間に会う→走る(走っている背景の景色がいろいろ切り替わる)→

浮遊する→別の場所(?)。

ルークだけではなく、色や背景の演出、そして音楽のすべてが、

ルークの成長を表現していて感慨深い。

正直、こんなed、泣かずにはいられません(笑)。

ルドンの絵が、「初期は白黒で不気味なものが多かったのに対し、

結婚後に画風がガラッと変わり明るい色彩に溢れた作品になった」、

というエピソードをついつい思い出してしまうぐらいです(笑)。

「全修。」のすごいところ

先日、第2話を見ました。

第1話を踏襲する物語展開で、

新しい展開を期待した私には少し物足りなかったです。

それでも私がこのようにアニメを語ってしまうのは、

語りたくなるようなものが詰まっているからです。

以前も書いたと思うのですが、

私にとって作品の面白さは2つあります。

1つはエンターテイメント性。

見ているその時間が面白いというものです。

エンターテイメント性しかない作品は、

その時間が終わればその作品は私の頭から離れてしまいます。

そしてもう1つの「面白い」は、

「知的好奇心」とでも言ったらいいのでしょうか??

作品を見終わった後に、その作品をより深く知りたくなるというもの。

過去に培ってきた自分自身の知識を総動員して、

その作品に解釈を与えたくなるようなものです。

今のところ、「全修。」には、上記2つを感じています。

第3話を大いに期待しています!

今日の私

このブログを熱く書きました(笑)。

好きなものが好きと言えることはいいことです。

後は、仕事ととかです。

ぜひ、こちらもどうぞ!

マンガ描き始めました。

私のプロフィール

京都市の女性税理士です。

税理士になるまでの苦労が綴ってあります。

税理士試験はうまくいかないことばかりで、

何度も自暴自棄になっています。

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